首都決戦本戦2011ダイジェスト―来年また、お会いしましょう!

首都決戦本戦400人の会場の座席は超満員。延べ入場者数は1600人!


2011年10月30日(日)、主催者側が予想しないほどの大盛況だったビブリオバトル首都決戦2011、このページでは本戦の様子を振り返ります。

ビブリオバトル首都決戦2011の本戦では、全国から182名が参加し、全国26の大学や書店、カフェなどで開催された予選を勝ち抜いた大学生が集まりました。

熱戦の準決勝! わずか5人の決勝枠に残ったのは…!

オープニングでのパックンマックンによるビブリオバトル初挑戦、 都立中学生高校生によるビブリオバトルのあと、いよいよ準決勝がスタート!

北は北海道から南は鹿児島まで、全国の予選を勝ち抜いた33人が熱戦を繰り広げた準決勝。決勝にのこれるのはわずか5人。惜しくも決勝進出を逃したバトラーも、たくさんの名場面を残していきました。

鹿児島国際大学 野間和奏さん『匂いをかがれるかぐや姫~日本昔話Remix~』

「そんな本があったんかっっっ!!!!?」ていう衝撃
(準決勝A組MC谷口さん)

愛知教育大学 鈴木俊宏さん 『人間の土地』

彼は、本の内容に触れただけでなく、この本はどのような思い出作られたのか、表紙にどのような思いが詰められているのか、この本を読んだ宮崎駿さんはどう感じたかなど、他の発表者と比べ書評に載せてくる情報の質が高く、また本だけでなく作家にも興味が湧くようなプレゼンをしていてとても印象に残りました。
(準決勝B組MC青柳さん)

金沢医科大学 永田葉月さん 『ニューヨークの魔法使い』

ニューヨークでビジネスをしている魔法会社という設定の突飛さと、魔法という小説に典型的な素材と、現代的な設定の妙の面白さが発表からぞくぞくと伝わってきました!
(準決勝C組MC吉野さん)

常磐大学 市瀬早紀さん『山猫』

市瀬さんは、他の誰よりも、本を紹介することを楽しんでいるように見えました。
(準決勝D組MC安部さん)



椙山女学園大学 山田光代さん『芸人交換日記』

「夢を諦めた人は必ずしもダメな人間なのでしょうか?」
発表を聞く人々に問い尋ね訴えかける彼女の発表がとても印象に残っています。
就職活動を前にして夢と現実のはざまで悩んでいる彼女の心の叫びが聞く者に伝わってきました。
(準決勝E組MC横山さん)

大激戦の準決勝、勝ち残ったのはこのメンバー!

国際基督教大学 坪井遙さん
筑波大学 常川真央さん
大阪大学 水原未奈さん
東京学芸大学 平松和旗さん
北海道教育大学岩見沢校 杉目美奈子さん

トークセッション「ビブリオバトル」のもつ「言葉の力」とは!?


決勝進出メンバーが決定したところで、今年は豪華ゲストを交えたトークセッションも開催!

ゲストはビブリオバトル首都決戦2012のポスターを制作したイラストレーターのわたせせいぞうさん、
昨年のビブリオバトルでも審査員をつとめた批評家の東浩紀さん、ビブリオバトルを考案した谷口忠大さん。
さらに東京都副知事の猪瀬直樹さんとタレントの雨宮朋絵さんが司会をつとめました。

このなかで東浩紀さんは「現在、読書を情報としてシェアするだけならTwitterをはじめとする技術で非常に容易になっているが、5分間書評をプレゼンテーションするというのはそれとは全く違った体験」とビブリオバトルの独自性を指摘。日頃から学生に「10の光る言葉を持っていなさい」と説いているという、
わたせせいぞうさんは「言葉の力」の大切さを語りました。

そして猪瀬直樹さんは、本を紹介することで読者もクリエイティヴィティを試されるビブリオバトルの魅力に触れ、「各都道府県から代表を出して、甲子園のようにしていきたい!」と将来構想を語ってくれました。

いよいよ大学生の頂上決戦! 2011年首都決戦の覇者は…?

トークセッションの時点で400席の座席が満員になった会場は、さらにオープンスペースに立ち見の観客もたくさん入り超満員!

会場の期待も最高潮に達する中、2011年の決勝戦が開催されました!



トップバッターは北海道教育大学岩見沢校の、杉目美奈子さん

彼女はもういない』西澤保彦

を紹介。
杉目美奈子さん『彼女はもういない』
彼女は今年春から、北海道でビブリオバトルを盛り上げたビブリオバトル札幌のメンバー!
緊張しながら、時おり言葉につまりながらも自分の本に対する想いを伝え、聴衆の共感を呼びました。
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つづく二人めは国際基督教大学坪井遙さん。
紹介したのは

万物理論』グレッグ・イーガン (著), 山岸 真 (翻訳)

※画像は準決勝のものです。

昨年2011年の覇者でもある坪井さんはシード枠で準決勝からの参加でしたが、王者の風格を見せて見事2年連続決勝進出! 「昨年とは違う勝利の仕方を目指した」という彼はさまざまな条件を自らに課して、素晴らしいビブリオバトラーシップ(?)を見せてくれました。
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3番手は大阪大学 水原未奈さん

赤ちゃんの科学』マーク・スローン

水原未奈さん『赤ちゃんの科学』
Scienthrough で日頃からビブリオバトルを開催し、「まんがビブリオバトル読本」の作者でもある彼女は、大観衆のなかとても落ちついたプレゼンテーション! 本の内容を丁寧に語っていたのが印象的です。
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4番手、衝撃的なプレゼンを見せたのが筑波大学の常川真央さん。

子どもが体験するべき50の危険なこと

Gever Tulley, Julie Spiegler (著), 金井 哲夫(翻訳)
常川真央さん『子どもが体験するべき50の危険なこと』
「ビブリオのお兄さんだよ!」の教育番組キャラクターで会場を大いに沸かせました!
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そして、オオトリを飾ったのは東京学芸大学の平松和旗さん。

「女の決闘」 太宰治 (『新ハムレット』より)

平松和旗さん『『新ハムレット』より「女の決闘」』
「太宰、あげぽよ〜」とギャル語を混ぜたり司会の雨宮さんにはなしを振ったりと、見事に練られたプレゼンでした!
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以上で決勝進出バトラー全員のプレゼンが終了!

いよいよ投票です。会場の観覧者は「もっとも読みたくなった」本を紹介したバトラーにうちわを挙げて投票が進みます。

…ハイレベルな戦いが繰り広げられた決勝戦、誰が勝つのか挙手では判別できないほどの大接戦! 
「野鳥の会」によるスピーディーかつ厳正なカウントで、チャンプ本が決定しました!!

ビブリオバトル首都決戦2011 チャンプ本は!

杉目美奈子さんが紹介した『彼女はもういない』!!

そしてあまりの熱戦ぶりに、当初1人を予定していた「審査員特別賞」は
坪井遙さん、常川真央さんの二人が受賞!!

おめでとうございます!!!


さて、全国32カ所での予選に始まったビブリオバトル首都決戦2011はこうして、大盛況のうちに幕を閉じました。

そして副都知事の猪瀬直樹さんがトークセッションで「甲子園のようにしていきたい!」と語られたように、ビブリオバトル首都決戦は2012年も開催する予定!

事務局では、来年はさらにたくさんの予選団体に参加して頂きたいと考えております!

そう,来年度は ビブリオバトル首都決戦2012 です!

今度こそ,予選会は日本の全都道府県で開催できるようにしたいです!

 

2011と同じスタイルで行くなら,予選会場はまた公募となります.

# まだ決まっていませんが~.

つまり,あなたの団体で予選会を開催する可能性があります.

 

いまから,是非,日常活動のなかにビブリオバトルを取り込んで,遊びはじめてください!

谷口忠大さんブログ「たにちゅーの思惑」


今年の冬はぜひ、コタツでビブリオバトル!
楽しんでください!!




「ビブリオバトル首都決戦2011」メディア紹介情報


・MX TOKYO TV「東京からはじめよう」特集

http://www.youtube.com/watch?v=bRqGNjlCIBw&feature=youtube_gdata

・日本テレビニュース映像
http://www.news24.jp/articles/2011/10/30/07193544.html
・日テレニュース24(動画ダイジェスト)
http://shuto.bibliobattle.jp/o-zhirase/riterenews24

・新聞掲載記事 関東地方(読売新聞、産経新聞、東京新聞)
http://www.bibliobattle.jp/media/biburiobatorushoudoujuezhan2011xinwenjishi

・ウェブニュース掲載
http://www.bibliobattle.jp/media/biburiobatorushoudoujuezhan2011jiezaiqingbao

 ・日経BP 猪瀬直樹 東京都副知事ブログ「眼からウロコ」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111101/289115/?rt=nocnt

 その他、首都決戦公式サイトでも情報を随時掲載
http://shuto.bibliobattle.jp/o-zhirase

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